焼酎、ふるさと納税PR 徳之島町
2020年11月01日
政治・行政
11月1日の「本格焼酎の日」を前に、徳之島町と奄美酒類(本社・徳之島町、中村功代表取締役)は31日、徳之島空港(天城町)で奄美黒糖焼酎と同町ふるさと納税をPRするキャンペーンを行った。空路の来島者へ黒糖焼酎や特産品をプレゼントし、黒糖焼酎をアピールするとともに町への応援も呼び掛けた。
徳之島町のふるさと納税では寄付者の約3割が返礼品に黒糖焼酎を選択し、リピーターも多いことから、昨年に続き奄美酒類と協力して来島者へのキャンペーンを実施した。
奄美酒類の代表銘柄「奄美」のミニボトル(50ミリリットル)や、徳之島町マスコットキャラクター「まぶ~る君」のクッキーとステッカー、ふるさと納税のパンフレットなどを準備。町職員と同社担当者、まぶ~る君がこの日午前中に鹿児島、奄美大島から搭乗した来島者約120人に配った。
中村代表取締役(50)は「新型コロナウイルスの影響で、県内外で本格焼酎のPRイベントが中止になっている。このキャンペーンを契機に、多くの人に黒糖焼酎を飲んでほしい」と述べ、町ふるさと思いやり応援推進室の堀貴久室長(42)は「地元企業(の返礼品)あってのふるさと納税。今後も互いに協力して徳之島を盛り上げていきたい」と話した。