過去最多256人確認 奄美5市町村で42人 県内コロナ新規感染

2022年01月20日

政治・行政

県と鹿児島市は19日、新たに256人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。昨年8月19日の251人を上回り、過去最多を更新。県内全域で感染拡大が続いている。このうち奄美群島在住者は5市町村の計42人だった。

 

奄美群島の新規感染者の内訳は▽奄美市32人(10歳未満から90歳以上までの男女)▽龍郷町5人(10歳未満から60代までの男女)▽徳之島町3人(50代から90歳以上までの男女)▽宇検村1人(80代女性)▽瀬戸内町1人(70代男性)。

 

群島内の新規感染者を年代別にみると、10歳未満と50代、60代が各6人、10代5人、30代と40代が各4人、20代と70代、80代が各3人、90歳以上2人となっている。

 

他の自治体で感染が確認されたのは鹿児島市95人、霧島市52人、薩摩川内市12人、指宿市10人、鹿屋市9人、日置市8人、いちき串木野市6人、出水市5人、姶良市4人、枕崎市と南さつま市、さつま町で各2人、曽於市と志布志市、伊佐市、東串良町、南種子町で各1人。県外は2人となっている。

 

感染者の累計は1万1096人。18日現在、医療機関に140人が入院し、490人が宿泊施設に入所、474人が自宅待機。重症者はなく、酸素投与が必要な中等症者は8人。