変革、挑戦の年に 新年互礼会で絆深める 関西奄美会
2025年01月19日
郷友会

関西奄美会の発展を祈って万歳三唱する参加者=12日、尼崎市中小企業センター
「故郷との懸け橋、新しい時代に新しい風を!」をスローガンに活動する関西奄美会(先山和子会長)は12日、兵庫県尼崎市の尼崎市中小企業センターで2025年新年互礼会を開催した。367人が出席。新年の喜びを共有し、「奄美会」の絆を深めた。
互礼会は3部構成。開会にあたって先山会長は「奄美会が故郷との懸け橋として何ができるか考えたい。巳年の今年は前進と脱皮によって成長し変革、挑戦の年にしたい」とあいさつした。
2部は新春特別講演。天城町の院田裕一教育長が「元気な故郷(あまみ)をつくる あまぎの挑戦!」と題し、同町が進める「あまぎ学」について報告した。子どもたちが観光客を案内する「島っ子ガイド(われんきゃガイド)」、山海留学について説明。留学生家族を受け入れる住居の確保をはじめ課題についても言及した。
3部は余興。各島各地区が得意の一芸を披露し盛り上げ、総踊りと六調で締めくくった。