春場所前に郷土力士激励 関西奄美相撲連盟と関西奄美会
2025年03月08日
郷友会

関西奄美相撲連盟主催の大相撲力士への激励会であいさつする明生関=兵庫県尼崎市のホテルヴィスキオ尼崎(提供写真)
大相撲春場所(9~23日、エディオンアリーナ大阪)を前に兵庫県尼崎市のホテルで2日、関西奄美相撲連盟(山口久義会長)や関西奄美会(先山和子会長)による「奄美出身力士激励会」があった。松元眞尼崎市長や奄美出身者ら約200人が集い、幕内で活躍する明生関(瀬戸内町出身)をはじめ郷土力士を激励した。
激励会には明生関のほか大奄美(龍郷町)、伊波(奄美市住用町)、春山(瀬戸内町)、旭将里(沖永良部2世)、幸奄美(宇検村)、奄美岳(奄美市笠利町)の各出身力士や千賀ノ浦親方(元幕内里山)=奄美市笠利町=など大相撲関係者が参加した。
歌手の瀬戸内三郎さんによる相撲甚句で力士が入場し、「島育ち」の歌の合唱などに続いて力士へ祝儀が贈呈された。
山口会長は「奄美群島の力士の活躍がうれしい、けがには注意し一番でも上にいくように頑張っていただきたい」とあいさつ。参加力士が自己紹介と抱負を述べた後、代表して明生関が「日頃よりの熱い応援、叱咤(しった)激励が自分をはじめ、力士たちの力になっています。皆さんの期待に応えられるように頑張っていきたい」と語った。
会場では力士たちによるカラオケ大会や、力士の手形などが景品として出された抽選会もあり、参加者と郷土力士が交流を深めた。