郷土への思い新た 東京瀬戸内会総会及び懇親会
2025年05月01日
郷友会

毎回恒例の大島紬や締め込み姿の参加者による「振り出し」で盛り上がった東京瀬戸内会=27日、東京都品川区
東京瀬戸内会(三浦雅之会長、作田和平幹事長)の第101回総会と懇親会が27日、東京都品川区の総合区民会館「きゅりあん」で開かれた。奄美からの来賓や関東在住の出身者ら約400人が集い、島唄や郷土の芸能を楽しみながら旧交を温めた。
総会は参加者全員による郷土遥拝と町民歌斉唱で幕を開けた。三浦会長は「先人たちが故郷を思い築いたこの会を、10年、100年と続けたい」とあいさつ。会務・会計報告や役員再任の承認後、来賓として瀬戸内町の鎌田愛人町長らがあいさつ。町政70周年を迎える郷土の発展への思いを伝えた。
懇親会・芸能大会は、大島紬や締め込み姿の参加者による「振り出し」で盛り上がり、子ども2人による土俵入りに会場は温かい拍手に包まれた。フラダンス、島唄、演歌、舞踊、ポップス、空手演武と多彩な演目が続き、瀬戸内町出身の祖父と両親を持つ徳永ゆうきさんの歌謡ショーで会場は最高潮に。特産品が当たる抽選会の後、島唄「六調」に合わせて参加者が一斉に踊り、笑顔が広がった。
フィナーレは新極真会の緑健児代表による10本締めで締めくくった。