パレードに300人 ヨロンサンゴ祭 与論町
2023年08月13日
地域
第53回ヨロンサンゴ祭(同実行委員会主催)は12日、与論町の茶花海岸をメイン会場に始まった。与論島最大の夏祭りで、13日まで。初日は夕方から夜にかけてパレードや舞台発表があり、大勢の町民や帰省客、観光客らでにぎわった。
新型コロナウイルス禍を経て4年ぶりに2日間の通常開催となった。パレードは午後5時半にスタートし、町職員組合や農協、地域の子ども会、老人会、こども園など約300人が参加。みこしを担いだり、踊りやエイサーを披露したりしながら、茶花の銀座通りを練り歩いた。
沿道には大勢の人が詰め掛け、スマートフォンのカメラでパレードを撮影したり、声援を送っていた。
砂浜に設置された特設ステージでは、かき氷の早食い競争のほか、フラダンスや琉舞など華やかな舞台が繰り広げられた。
かき氷の早食い競争に参加した与論小6年の池田悠恭さん(11)は「かき氷はめっちゃ冷たかったけれど、おいしかった」と笑顔。4年ぶりの通常開催を「にぎやかな雰囲気で最高です」と喜んだ。
13日はスイカ割りや、ダンスなどの舞台発表、花火大会が予定されている。