会員7人が100作品を出展 龍郷町の荒波老娘の会
2018年12月24日
地域
龍郷町東シナ海側5集落の住民によるものづくりサークル「荒波老娘(おとめ)の会」(森田啓子代表)の作品展が23日、奄美市笠利町の県奄美パーク田中一村記念美術館で始まった。「老いてますますGenki!」をテーマに、珠玉の作品が展示されている。
2月の龍郷町民フェアへの作品出展を機に、森田代表(68)=同町秋名=は地元の手芸作品などの展示会を開こうと同会を発足した。初開催の今回は7人が100作品を出展。墨絵やカバン、パッチワークなど、各作品には奄美の素材や風景が生かされている。
初日はギャラリートークがあり、森田代表は来場者らに「作品ひとつひとつに命が宿っている。『年をとっても、体が弱くてもできる』というエネルギーを感じてほしい」と伝えた。作品展は来年1月14日まで。