台風被害で一時閉鎖 沖永良部クリーンセンター
2018年10月07日
地域
和泊町瀬名の沖永良部クリーンセンターは台風24号、25号による施設の一部損壊や機材故障のため、7日から14日まで閉鎖する。その間は家庭ごみを含む全てのごみの受け入れを停止。収集運搬も行わないため和泊、知名両町は期間中、ごみステーション(集積場)にごみを出さないよう呼び掛けている。
同センターを運営する沖永良部衛生管理組合によると、台風24号と25号の強風で、搬入されたごみを一時貯留する「ごみピット」や機械類などがある施設の屋根が損壊。屋根の補修と雨水に濡れた機械や施設内部の点検などのため、再開まで1週間程度かかる見込み。
台風24号の通過後、同センターには家財や畳、トタンなどの災害ごみが大量に持ち込まれている。現在は仮置き場に山積みされ、処理が追い付かない状況だ。
7日以降の一時閉鎖を受け、6日は午前中から災害ごみなどを積んだトラックが次々と同センターを訪れ、ごみを搬入していた。
同組合は「再開予定の15日は一度に大量のごみが持ち込まれることも予想されるが、まずは家庭ごみへの対応を優先したい。災害ごみは、可能であれば少しタイミングを後にずらして搬入してもらえるとありがたい」としている。