島の発展を支えよう 東京喜界会が総会
2024年09月20日
郷友会
東京喜界会(外内真一会長、川畑吉正幹事長)は16日、東京都品川区の品川区立総合区民会館「きゅりあん」で2024年総会・敬老会・芸能祭を開いた。出身者や2世、3世、来賓ら約300人が出席。島唄など多彩な芸能を楽しみつつ親交を深めた。
総会で外内会長は「9月の台風10号では喜界島のサトウキビや白ゴマが多大な被害に遭った。会では災害復興の寄付を募集しているのでご協力をお願いしたい。また10月13日には東京奄美会の大運動会が開かれるので、日ごろの成果を披露し合おう」と呼び掛けた。
隈崎悦男喜界町長の「島の発展のために東京で頑張ってくれている皆さまに敬意を表する」などとするあいさつが代読され、喜界島の隆起サンゴ礁段丘地形が「地質遺産100選(セカンド100)」に選ばれたことなどが報告された。
敬老会・芸能祭では喜界島出身や島にゆかりのあるミュージシャンが出演。島出身の東郷晶子さんが「城久坂」、喜界島3世のタナカアツシさんがメジャーデビューシングル曲「大島エレジー」を披露し、唄者の牧岡奈美さんと原田幸歩さんが「喜界やよい島」で会場を盛り上げた。最後は八月踊りと六調を全員で踊って、来年の再会を誓い合った。