幻想的に風景彩る 桜並木のライトアップ 来月3日まで 龍郷町秋名
2025年01月28日
地域

27日にライトアップされ幻想的な風景が楽しめる龍郷町秋名の夜桜
龍郷町秋名地区の県道沿いで27日、ヒカンザクラ並木のライトアップが始まった。暗がりに浮かび上がる鮮やかなピンクの夜桜が幻想的な風景をつくり出している。期間は2月3日まで。点灯時間は午後6時半~同8時半。
ライトアップは、夜の名所として地域を盛り上げることが目的。同町秋名・幾里集落の有志で組織する「秋幾農業創成塾」が毎年実施し、今年で10回目を数える。
桜並木は、奄美市名瀬芦花部の芦花部トンネルから秋名方面へ進む県道名瀬竜郷線沿いに約1キロにわたって続く。沿道には約210本のヒカンザクラが植えられており、このうち秋名地区の入り口付近にある20本を8個のライトで照らした。
この日は夕方から秋名農業創成塾のメンバー4人がライトの設置作業を行い、午後6時に点灯。塾長の西田栄三郎さん(64)は「昼間もきれいだが、夜空に映える桜も楽しめる。家族連れなどでぜひ見に来てほしい」と話した。
周辺の道路はカーブになっている。同塾は交通事故を防ぐため、夜桜を鑑賞に訪れる場合は路上駐車をしないよう注意を呼び掛けている。