成田伝統芸能まつりに参加 あやまる会と須野八月踊り保存会 「さんだまけまけ」など披露 千葉県
2018年09月19日
地域
千葉県成田市の第5回成田伝統芸能まつり(同実行委員会主催)が15日あり、奄美大島の島唄愛好会「あやまる会」(松山美枝子会長)と奄美市笠利町の須野八月踊り保存会が参加した。成田市スカイタウンホールで行われたステージでの演舞に加え、成田山参道であった野外パレードに参加した。
ステージは2部構成で奄美の島唄と伝統芸能を披露。伸びがあり透明感あふれる歌声に観客は南の島々へと思いをはせていた。舞踊では須野八月踊り保存会がそろいの法被姿で「さんだまけまけ」や「赤木名観音堂」を披露し、ホール内を熱気に包んだ。
あやまる会は野外パレード参加5回目。参道では拍手で一行をたたえるファンの姿も見られた。
参道には奄美市東京事務所がバニラ・エア㈱と共同で観光PRブースを設置し、見物客や参拝者に奄美群島の魅力を紹介した。信島賢誌東京事務所長は「PRブースには『奄美に行きました』『奄美に行ってみたい』という声が数多く寄せられた。島の皆さんと奄美ファンの皆さんの小さな積み重ねが大きな声となって届いている」とイベントを振り返った。