歓喜にわく「喜寿の集い」 島内外から144人、再会祝う 喜界島「ねどし会」
2024年04月25日
地域
喜界町出身の1948~49(昭和23~24)年、生まれの同窓生らでつくる「ねどし会」は23日、喜界町自然休養村管理センターで「歓喜 ねどし会喜寿の集い」を開催した。島内外から144人が出席。再会を祝いながら、旧交を温めた。
ねどし会は干支の「子年」にちなみ命名。同窓会は2008年10月に「還暦ふるさと大会」を開催して以来となった。島外からも多くの同級生が里帰りし、開催は「緊密な連携と揺るぎない友情の証」だと再会を喜んだ。
約120人が参加を予定していたグラウンド・ゴルフ大会は雨のため中止となったが、各中学校ごとの記念撮影などを楽しんだ。交流会では参加者全員が余興のステージに立ち、それぞれ民謡や漫才、カラオケなどで盛り上がった。参加者からは「還暦の時以上の元気な盛り上がり。77歳とは思えないくらい」との声もあった。最後は名残惜しみながらも、六調で結んだ。
実行委員会によると、同窓会のタイトルに冠した「歓喜」の言葉には深い思い入れがある。新型コロナウイルスの影響でやむを得ず中止となった「73歳全国ふるさと大会」の分まで開催できたうれしさ、多くの同窓生が全国から集まった喜びに、喜界島の「喜」をかけたという。当日の総合司会を務めた嶺田一成さんは「長い時間をかけ準備を進めてきたかいがあり、みんなに喜んでもらうことができてよかった。最高の同窓会になった」と話した。
24日夜には出身中学校ごとに同窓会の「第2夜」も開かれ、連夜のうたげを楽しんだ。