鹿児島―沖縄、歩いて南下 沖縄の2人、改元記念旅行

2019年04月30日

地域

雨の中、奄美大島を元気に歩く(左から)花牟礼さんと塩川さん=29日、龍郷町

雨の中、奄美大島を元気に歩く(左から)花牟礼さんと塩川さん=29日、龍郷町

 改元記念旅行として、沖縄県在住者2人が26日~5月5日の日程で、鹿児島から沖縄へ向け国道58号を中心に徒歩と船で南下している。29日に奄美大島入りした2人は、雨の中、奄美市笠利町の赤木名地区を起点に元気にスタートした。奄美大島では2日間かけて瀬戸内町古仁屋まで約70㌔を歩く予定。

 

 今回の旅行は、沖縄ツーリスト㈱(東良和会長、沖縄県那覇市)が企画した。26日に鹿児島市を出発。種子島―奄美大島―沖永良部島を経由して、最終地点となる那覇市の奥武山公園を目指す。全行程で約255㌔を歩く。

 

 参加者は会社員の花牟礼真一さん(55)=鹿児島県霧島市出身=と、沖縄ツーリストの塩川勝則会長室室長(55)。

 

 花牟礼さんは「鹿児島と沖縄をつなぐ企画に縁を感じて参加した。奄美では西郷さんゆかりの土地を歩くのが楽しみ。無理をせず最後まで歩き、心穏やかに令和を迎えたい」と語った。

 

 一行は5月1日、次の目的地・沖永良部島へ向け、古仁屋港を出発する。