E‘more(いもーれ)秋名、オープン 龍郷町秋名・幾里
2018年12月22日
地域
龍郷町の秋名、幾里両集落の活性化を目指す一般社団法人「E‘more(いもーれ)秋名」が15日発足した。19日、秋名コミュニティーセンターで設立発表会あり、同法人の村上裕希代表理事(36)は活動理念や事業内容を説明。秋名に2019年1月11日、民泊施設「GAMA屋(がまや)」をオープンさせると発表した。
同法人は子育て世代を呼び込み、にぎやかな集落作りを目指し、地域住民ら有志11人で設立した。観光客らに集落の文化や暮らしぶりを知ってもらう目的で民泊や体験型観光などの事業も展開する。
GAMA屋は平屋の空き家を改修し、1日1組限定で受け入れる。コンセプトは「子連れは伸び伸び、大人も童心に帰ったように田舎暮らしを楽しむ家」。1~5人で利用できる。
村上代表は神奈川県横浜市から移住し、3年目。龍郷町の地域おこし協力隊でもある。「設立1年目は民泊の稼働率を上げ、経営を安定させるのが目標。地域の食材を生かした商品開発など、秋名と幾里でしかできないことをしていきたい」とも語った。