「あすなろ会」がヒカンザクラ手入れ

2018年02月06日

地域

ボランティア清掃後に花見を楽しむあすなろ会のメンバーら=4日、徳之島町亀津

ボランティア清掃後に花見を楽しむあすなろ会のメンバーら=4日、徳之島町亀津

 徳之島町亀津の有志で組織する「あすなろ会」(幸多勝弘会長)は4日、亀津中区の亀津公園でボランティア清掃とヒカンザクラの手入れなどを行った。清掃後は植樹から20年を迎えた桜の花見も楽しんだ。

 

 亀津中区の住民が1998年2月、100本のヒカンザクラを同公園に植樹したのが始まり。桜の名所にしようと亀津4区の有志で「あすなろ会」を発足させ、活動を続けている。

 

 この日は会員ら約30人が同公園のヒカンザクラ約150本の手入れと公園を清掃し、その成長を願った。清掃後は恒例の花見演芸会。持ち寄った一重一瓶で酒宴が始まり、島唄や踊りも飛び出して盛り上がった。

 

 幸多会長は「植樹から20年間、この公園は多くの交流が生まれた。人とのつながりや郷土意識などが失われないよう、桜を楽しむだけでなく集いの場としても残していきたい」と話した。