ナンカンジョセいただく 数え七つの子ら

2024年01月08日

子ども・教育

祖父母宅でナンカンジョセを受け取る皛納愛海ちゃん(右)と大空ちゃん=7日、奄美市名瀬

7日はナンカンセック(七日節句)。奄美各地では着飾った数え年7歳の子どもが神社詣でをしたり、親戚宅などを回ってナンカンジョセ(七草雑炊)をいただいたりする光景が見られた。

 

奄美市名瀬の皛納猛さん(37)、里美さん(38)夫妻の双子の姉妹・愛海(うみ)ちゃん(5)と大空(そら)ちゃん(5)は、家族で親戚宅などを回った後、名瀬の高千穂神社に参拝した。

 

祖父母宅では2人が並んで、おわんの載った盆を一緒に受け取り、「ありがとう」とはにかんだ。

 

華やかな着物姿で、互いを「かわいい」と褒め合う仲良し姉妹。将来の夢は愛海ちゃんが「すてきなお姉さん」、大空ちゃんは「シンデレラになりたい」と話した。

 

猛さんは「出生時はいろいろと大変だったが、大きな病気もせず、育ってくれた。これからも2人仲良く、元気でいてくれたら」と健やかな成長を願った。