ヒマワリ満開、沖永良部

2016年07月01日

地域

満開になった緑肥用のヒマワリ。後方は自衛隊レーダー基地のある大山=30日午前、和泊町仁志

満開になった緑肥用のヒマワリ。後方は自衛隊レーダー基地のある大山=30日午前、和泊町仁志

 花の島沖永良部はヒマワリが見頃を迎えている。農業の島だけあってほとんどが緑肥用。夏の日差しを浴びびて緑のきらめきを増す島に彩りを添えている。和泊町仁志字(太直孝区長、93人)は農地・水・環境保全活動の一環で、今年初めて県道沿いの畑をヒマワリ園にした。太区長によると、花いっぱいの地域づくりと赤土流出防止の啓発を兼ねた。地主の了解を得て4月に種をまいた。土地は福永勝司さん(61)のバレイショ畑55㌃。「見ているとなんだか幸せな気分になるね。来年は例年以上にいいバレイショができそうな気がする」と福永さん。ヒマワリは8月後半にすき込み、11月のバレイショ植え付けに備えるという。