一番人気はルリカケス 奄美で保護のサシバも公開 愛鳥週間ポスターコン 平川動物公園

2018年05月11日

地域

愛鳥週間ポスターコンクールの入賞作品=10日、鹿児島市の平川動物公園

愛鳥週間ポスターコンクールの入賞作品=10日、鹿児島市の平川動物公園

  【鹿児島総局】「愛鳥週間」(10~16日)にちなみ、県などが主催したポスターコンクールの作品展示会が10日、鹿児島市の平川動物公園で始まった。546点の中から選ばれた入賞作品35点を16日まで飾る。特選の中から朝日小学校5年の永岡佳純さんが平川動物公園長賞、赤木名中学校3年の飯田秋さんが県環境技術協会理事長賞に輝いた。

 

 コンクールは今年で51回目。県内の児童生徒が身近な野鳥を生き生きと描いた作品が集まった。特選5点、入選10点、佳作20点、学校優秀賞1校を選んだ。

 

 作品のモチーフで最も人気を集めたのは飯田さんも描いたルリカケス。平川動物公園で飼育し、鹿児島の県鳥でもある。

 

 期間中は奄美大島の畑で保護され、同公園で飼育中のサシバも一般公開する。家族でポスターを鑑賞した緒方陽菜ちゃん(3)=南種子町=は「青い羽根の鳥がきれい」と笑顔を見せた。

展示期間中に公開されるサシバの「サシオ」(平川動物公園提供)

展示期間中に公開されるサシバの「サシオ」(平川動物公園提供)