伊仙町で環境パフォーマー招きイベント

2018年01月30日

地域

実験を通じ科学の不思議や環境保全の大切さなどを学んだ環境イベント=28日、伊仙町ほーらい館

実験を通じ科学の不思議や環境保全の大切さなどを学んだ環境イベント=28日、伊仙町ほーらい館

 マジックなどを通じて科学の理論や環境問題などを伝える環境パフォーマーを招いたイベントが28日、伊仙町ほーらい館であった。島内の親子連れなどが多数来場。実験などを通じ、環境保全の大切さや科学の不思議へ理解を深めた。

 

 世界自然遺産登録に向けて、島民の環境保全やエコ活動への関心を高めようと徳之島虹の会が主催。「らんま先生」として国内外で活動する、NPO法人eco体験工房の理事長で環境省認定環境カウンセラーの石渡学さんを招いた。

 

 らんま先生は水とビタミンCのサプリメント、うがい薬を使って汚れた水が一瞬で透明になる「酸化還元」や、水の入ったバケツを振って中身をこぼさない「遠心力」などを実演。アシスタントとして協力した来場者とも息の合った実験マジックを披露し、会場を沸かせた。

 

 実験の合間には国際NGOのボランティアとして海外で植林をしていた経験などから、水の大切さやごみの分別、省エネの徹底などのエコ活動の推進も呼び掛けた。