喜界島サンゴ礁科学研究所が開所

2015年08月23日

地域

国内外の研究者など100人近くが集まった喜界島サンゴ礁科学研究所の開所記念式典=22日、喜界町早町

国内外の研究者など100人近くが集まった喜界島サンゴ礁科学研究所の開所記念式典=22日、喜界町早町

 喜界島サンゴ礁科学研究所(山崎敦子所長)の開所記念式典が22日、喜界町の旧早町小学校跡地であった。喜界島からは世界最大級のハマサンゴが複数発見されており、同研究所が開所したことで、サンゴを手掛かりとした海洋気候の変動や地球温暖化に関する調査研究が進むと期待されている。式典には国内外の研究者や地元住民など約100人が出席。山崎所長は「無事に開所式を迎えられて喜界町の皆さんに感謝している。世界のサンゴ礁研究をリードする研究所にしていきたい」と抱負を述べた。