大島地区高文祭8校247人が成果披露

2018年01月19日

地域

参加者全員で歌ったフィナーレの全体合唱=18日、奄美市の文化センター

参加者全員で歌ったフィナーレの全体合唱=18日、奄美市の文化センター

 第27回大島地区高校総合文化祭(県高校文化連盟大島支部主催)が18日、奄美市名瀬の奄美文化センターであった。奄美群島内の8校が参加。美術、書道などの作品展示や音楽、郷土芸能などの舞台発表があり、文化系部活動に所属する生徒247人が日ごろの成果を披露した。

 

 文化祭のテーマは「奄翔る耀よ 創造の扉の先で碧く輝け」。名瀬地区の高校生や保護者、教職員らが800席余りを埋めた。

 

 舞台発表は大島北高校の北大島太鼓部のパフォーマンスで開幕。各校の吹奏楽部の演奏やエイサー、演劇など多彩な発表があり、最後は会場全体で「ビリーブ」(杉本竜一作詞作曲)を合唱した。

 

 ホールには各校の書道や美術、文芸などの力作が並んだほか大島高校茶道部による呈茶もあり、生徒らが思い思いに作品やお茶を楽しむ姿が見られた。

 

 大島北高校吹奏楽部の内野優太さん(18)=3年=はラテン音楽「エル・クンパンチェロ」でドラムソロを演奏し、「高校の吹奏楽部で最後のステージが盛り上がり、最高の思い出になった」と笑顔で話した。