奄美の対象者1174人 1月2~4日に開催 成人を祝う式典

2023年12月30日

子ども・教育

県の調査に基づく、対象人数と日程、開催場所

県教育委員会は2024年「成人を祝う式典」の参加対象者数(23年10月1日現在)と式典の日程をまとめた。帰省者などを含む奄美群島の式典参加対象者は1174人(男性641人、女性533人)。群島内では1月2日~4日にかけて式典が予定されている。

 

22年4月1日に民法上の成年年齢が20歳から18歳に引き下げられたことを受け、昨年から県内の市町村は式典を成人式から「二十歳の集い」「二十歳を祝う会」などに改称している。式典への参加対象年齢は、原則として03年4月2日~04年4月1日生まれの満20歳。

 

県内の参加対象者は1万7614人(男9127人、女8487人)。県内の市町村では住所登録のない帰省者も対象としており、「成人の日」(1月8日)に成人を祝う式典を催すのは十島村のみ。

 

奄美では例年、本土など群島外で生活する人に配慮し、年末年始の帰省時期に合わせて式典を実施している。23年の日程は▽2日 喜界町、徳之島町、天城町、伊仙町、和泊町、知名町、与論町▽3日 奄美市(名瀬・住用地区、笠利地区)、龍郷町▽4日 大和村、宇検村、瀬戸内町―。名称はそれぞれ「二十歳のつどい」「二十歳の祝い」など。

 

参加者の写真を記録した映像の視聴やスライドショー、島唄や三味線などの伝統芸能の披露など、自治体ごとに特色のある内容で節目の年を祝う。