奄美ドクターヘリ来年度導入に向け協議

2015年07月22日

地域

来年度導入に向けて意見を交わした奄美ドクターヘリ導入準備委員会=21日、県立大島病院救命救急センター

来年度導入に向けて意見を交わした奄美ドクターヘリ導入準備委員会=21日、県立大島病院救命救急センター

 第1回奄美ドクターヘリ導入準備委員会(委員長・眞田純一県立大島病院長)が21日、奄美市の県立大島病院救命救急センターであった。同センターを基地病院として2016年度に導入を予定するドクターヘリの運航要領案を作成する委員会で、県や医療機関、消防関係など約20人が出席。医療部会と消防部会で課題を協議検討し、本年度末までに運航要領案を取りまとめる予定。ドクターヘリは、全国37道府県に45機が導入されている。鹿児島県では鹿児島市立病院が県本土から十島村の一部を範囲に2011年12月から運航を開始し、14年度には836回出動した。