奄美大島で2度目の航空防除

2016年01月28日

地域

空中散布するテックス板のヘリコプターへの積み込み作業=27日、奄美市笠利町の奄美空港

空中散布するテックス板のヘリコプターへの積み込み作業=27日、奄美市笠利町の奄美空港

 果樹・果菜類の害虫ミカンコミバエの根絶に向けた航空防除が27日、奄美大島で再開された。ヘリコプター2機によるテックス(誘殺)板の空中散布で、2015年11月に続き2度目。前回は1㌶当たり3枚だった散布枚数を、ミカンコミバエの幼虫や活動が停滞している成虫の密度が高いとみられる島内南部で4~5枚に増やし、効果を高める。県大島支庁農政普及課などは「ミカンコミバエが活発になる春先を前に、少しでも活動の抑制を図りたい」としている。