奄美市で新たに1人感染 新型コロナ

2021年01月05日

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【鹿児島総局】県と鹿児島市は4日、新たに12人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。このうち1人は奄美市の40代女性。県は親族7人を濃厚接触者として把握しており、うち3人の陰性を確認した。残り4人については5日にも検査結果が判明する見込み。

 県によると、奄美市の女性は、3日に感染確認を発表した大阪府在住の40代女性の親族。大阪府の女性は1日に奄美大島に入った。奄美市の女性は3日にPCR検査を受診し、感染が判明した。喉の違和感やせき、37・5度の発熱がある。2人とも島内の医療機関に入院している。

 奄美市以外で確認された11人は鹿児島市、垂水市、南さつま市、鹿屋市、姶良市、大阪府の10歳未満から90代までの男女。このうち、姶良市の医療機関で発生したクラスター(感染者集団)関連の感染者は1人だった。

 県全体の感染者数は4日現在、1072人。3日現在、重症者2人を含む77人が医療機関に入院し、56人が宿泊療養、5人が自宅待機中となっている。