奄美3市町で19人 新型コロナ 「BA・2」新たに18例 県内感染者4万人超え

2022年03月26日

地域

 県と鹿児島市は25日、新たに491人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。県内の感染者は累計で4万人を超えた。奄美群島在住者は1市2町で計19人。また、変異株オミクロン株の派生型で感染力がより強いとされる「BA・2」の感染が県内で新たに18例確認された。

 

奄美関係の新規感染者は、奄美市16人(10歳未満から50代の男女)、伊仙町2人(10代と40代の男性)、徳之島町1人(90歳以上の女性)。

 

新規感染者が多かった県内自治体は鹿児島市203人、鹿屋市54人、霧島市33人、姶良市29人など。県外は6人だった。25日は南種子町の会食での新たなクラスター(感染者集団)発生が認定された。

 

「BA・2」の感染は県環境保健センターのゲノム解析で判明し、県内では計27例となった。

 

感染者の累計は4万332人。24日現在、医療機関に180人が入院し、729人が宿泊療養、2085人が自宅待機している。重症者は1人で、酸素投与が必要な中等症者は33人。

 

また、県は25日、新たに感染者1人の死亡を発表し、死者の累計は166人となった。