奄美9海水浴場「AA」評価 県の水質調査、5段階で最高

2022年06月26日

地域

12年連続で水質が最高評価の「AA」となった大浜海浜公園=25日、奄美市名瀬

県は24日、今年度実施した県内26カ所の海水浴場の水質調査結果を公表した。ほぼすべての海水浴場が最高評価の「AA」だった。奄美市名瀬の大浜海浜公園など、奄美群島内の4海水浴場は12年連続最高評価となった。

 

奄美群島内の対象は▽大浜海浜公園▽タエン浜(宇検村)▽畦プリンスビーチ(徳之島町)▽与名間海浜公園(天城町)▽瀬田海海浜公園(伊仙町)▽ワンジョ(和泊町)▽沖泊海浜公園(知名町)▽大金久(与論町)▽兼母(同)―の9カ所。すべて「AA」で、大浜、与名間、大金久、兼母は2011年以降12年連続。

 

水質調査は4月中旬から下旬にかけて行われた。ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、透明度を基準に5段階で評価した。

 

今回は調査した海水浴場の96%に当たる25カ所が「AA」で、腸管出血性大腸菌О│157はすべての海水浴場で検出されなかった。