安産の神様復活/瀬戸内町渡連

2016年08月02日

地域

安産の神「ミツテンガナシ」と、清掃に汗を流した山田京子さん(右から3人目)ら=7月31日、瀬戸内町渡連

安産の神「ミツテンガナシ」と、清掃に汗を流した山田京子さん(右から3人目)ら=7月31日、瀬戸内町渡連

 瀬戸内町加計呂麻島の渡連集落(21世帯45人)に、安産の神様「ミツテンガナシ」がある。お参りする人が絶えて長年草木に覆われていたが、「再び安産祈願をしたい」との出身者の思いを受けて昨年7月、住民が周囲を伐採し、数十年ぶりに姿を現した。先月31日、奄美市名瀬や同町古仁屋から有志が集まり清掃。住民らは「ミツテンさまの存在を、広く知ってもらいたい」と願う。