施設内通貨 介護予防に効果

2014年07月25日

地域

 

虹の丘は施設内通貨導入で通所リハ参加率が向上。リハビリに励む利用者ら=24日、奄美市

虹の丘は施設内通貨導入で通所リハ参加率が向上。リハビリに励む利用者ら=24日、奄美市

 奄美市名瀬の介護老人保健施設「虹の丘」(喜入厚施設長)の通所リハビリテーションで、昨年10月に導入した施設内通貨制度が好評だ。利用者は参加したリハビリや計算テスト、ゲームなどに応じ、施設内通貨「マルキ」を取得する。たまった通貨は食事や菓子などと交換でき、職員の外出付き添いといったサービスも受けられる。仕掛けに知恵を絞る職員は「利用者の積極性が高まり、参加率が向上した。介護予防につながる」と話している。