渓流の希少植物を移植/天城町の砂防ダム建設で

2016年04月02日

地域

砂防ダムの建設予定地で行われた希少植物の移植作業=1日、天城町

砂防ダムの建設予定地で行われた希少植物の移植作業=1日、天城町

 鹿児島県が天城町の渓流で計画している砂防ダムの建設に伴い、予定地に自生する希少な植物の移植作業が1日、現地で行われた。県は2016年度、「奄美・琉球」の世界自然遺産登録を視野に、奄美大島と徳之島の一部の公共事業を対象に環境配慮指針の運用の試行を始める。県大島支庁徳之島事務所は「運用に先駆けて手探り状態で進めている。関係機関と連携して取り組みたい」と述べた。