空き家バンク導入へ/奄美市

2015年07月09日

地域

協定調印を交わした朝山市長(右)と本村会長=8日、奄美市役所

協定調印を交わした朝山市長(右)と本村会長=8日、奄美市役所

 奄美市と公益社団法人鹿児島県宅地建物取引業協会(本村満彰会長)は8日、空き家等の媒介に関する協定を締結した。地方創生の一環として「空き家バンク制度」を新たに導入。空き家の利用者に対しては助成金を支給し、8月から募集する。宅建協会と行政が連携し、制度運用をするのは奄美群島の自治体では初めて。
 空き家バンク制度とは、空き家の賃貸・売却を希望する人から提供された情報を、空き家利用を希望する人に紹介する制度。空き家の有効活用を通した「市民と都市住民の交流拡大」と「定住促進による地域活性化」を図ることなどが目的。