結婚176組で過去最少 出生数は267人 数字で見る奄美市

2023年05月02日

地域

数字でみる奄美市民の暮らし

奄美市は1日までに、2022年度末現在で集計を終えている各種統計データをまとめた「数字でみる奄美市」をホームページなどで公表した。21年10月から22年9月までの市の自然動態は、出生数267人(前年同期比38人減)に対し、死亡者数は686人(101人増)だった。21年度に結婚したのは前年度比4組減の176組となり、過去13年間で最も少なかった。一方、離婚は17組増え101組だった。

 

統計データのとりまとめは、市勢動向の的確な把握に役立ててもらうことなどが目的。奄美市の人口、産業、教育などの基本的な統計資料を収録している。

 

それによると、22年10月1日現在の市の世帯数は1万9555世帯(前年同日比50世帯減)。人口は4万501人(同438人減)で、1世帯当たり2・07人だった。

自然動態は死亡が出生より419人多かった。社会動態は転入者2108人(同57人減)に対し、転出者2128人(同208人減)。わずかに転出が多いが、ほぼ横ばいとなっている。

 

22年3月末時点の車の保有台数は2万902台(同190台増)で、1世帯当たり1・07台。21年度の名瀬クリーンセンターへのごみ排出量は1万6893㌧(同868㌧減)だった。

 

22年5月1時点の小学校児童数は前年同日比87人減の2356人(教員1人当たり9・2人)。中学校生徒数は同2人増の1203人(同7・5人)。22年3月卒業者の高校進学率は99・7%(同0・7ポイント増)、大学などへの進学率は39・6%(同1・7ポイント増)だった。