見守り活動理解深める くらし安心ネットワーク研修会 和泊町社協

2022年06月08日

地域

地域の見守り活動について理解を深めた研修会=5日、和泊町のえらぶ長浜館(提供写真)

くらし安心ネットワーク研修会(和泊町社会福祉協議会主催)は5日、同町のえらぶ長浜館であった。地域の民生委員、見守りサポーター、区長など65人が参加。見守り活動に必要な知識や技術を学んだ。

 

校区別に午前、午後の2回に分けて開催した。初めに、社協職員が高齢化率、1人暮らし高齢者数など町の現状、行っている支え合い活動などについて説明。「限られた人数での見守りは難しい。サポーターが地域と社協の橋渡しを」などと呼び掛けた。

 

和泊町と包括連携協定を結ぶ第一生命保険の担当者は、連携協定の内容や取り組みを紹介した。

 

参加した内城区長の大山武巳さん(65)は「どういう形で活動すればよいか、研修で学んだ内容と自分のやり方が合っていたので安心した。今後は集落内の見守り活動チームと力を合わせてやりたい」と話した。

 

見守りサポーターは地域の見守り活動を担うボランティア。同町では今年度、109人に見守りサポーター証を交付している。