観光振興で連携協定 与論町と和歌山大学

2019年09月03日

政治・行政

観光振興で連携協定を結んだ与論町の山町長(右)と和歌山大学観光学部の尾久土学部長=2日、与論町役場仮庁舎

観光振興で連携協定を結んだ与論町の山町長(右)と和歌山大学観光学部の尾久土学部長=2日、与論町役場仮庁舎

 与論町と和歌山大学観光学部は2日、同町役場仮庁舎で観光振興に向けた相互連携協定を結んだ。同町の主要産業である観光の振興と相互の人材育成などについて連携・協力していく。

 

 与論町の山元宗町長と和歌山大学観光学部の尾久土正己学部長が協定書にサイン。握手を交わして連携していくことを確認した。

 

 山町長は「観光面で協力してもらえることはとてもありがたい」と感謝。天文学が専門の尾久土学部長は「観光学部にはいろんな分野の先生がいるので有効に使ってほしい。新しい観光の研究などにも貢献していきたい」と抱負を語った。

 

 具体的には今後、与論町で来年11月中旬に開催される「星空の街・あおぞらの街全国大会」について和歌山大学側がアドバイスするほか、星空などをテーマとした新たな観光メニューの開発などで連携していく方針だ。