一重一瓶囲み、祖霊慰める-沖永良部島

2014年08月16日

社会・経済 

墓前で酒や料理を囲み、先祖の霊を送る一族=15日、知名町瀬利覚

墓前で酒や料理を囲み、先祖の霊を送る一族=15日、知名町瀬利覚

 【沖永良部総局】月遅れ盆が定着している沖永良部島では15日が送り盆。一部地域の墓地では一族が墓前に集まって一重一瓶を囲み、先祖の霊を慰める昔ながらの習わしが残っている。
 知名町瀬利覚の墓地では、午後5時ごろから次々と住民が集まり、各家の先祖の墓前で持ち寄った酒や重箱を囲み、家族や島の近況などを語り合っていた。