ダイバーへ奄美PR 東京でマリンダイビングフェア 群島観光物産協が出展

2024年04月17日

社会・経済 

マリンダイビングフェア2024に出展した奄美群島観光物産協会のブース(提供写真)=5日、東京都

国内外のダイバーが集う第32回「マリンダイビングフェア2024」(同実行委主催)が5日から3日間、東京都内で開催された。奄美からは奄美群島観光物産協会などが出展し、奄美の島々の海の魅力をPR。国内最大のダイビングと海の情報サイト「マリンダイビングWEB」のユーザー投票による「マリンダイビング大賞」の表彰もあり、奄美大島が「ベスト国内エリア部門(沖縄以外)」で1位に輝いた。

 

国内最大のダイビングイベント。今年は3日間で約2万8千人が来場した。同協会によると、奄美を訪れるダイバーはリピート率が高く、1回の来島で消費する金額も大きい。そのため、同協会は新型コロナウイルス禍以前から、このイベントに出展し、新規のファン獲得に向けて奄美をPRしている。

 

今回は同協会職員や地元のダイビング事業者、島コーディネーターなど約10人が参加。来場者からはダイビング、ホエールウオッチングに関してや、各島へのアクセス方法などについて質問を受けた。移住に関する相談もあった。

 

同協会観光部リーダーの榮野知美さんは「ダイバーはとてもリピート率が高く、一度その島を気に入ると、繰り返し来島してもらえる。中には移住する人もいる。今回は受賞も手伝い、いいPRができたと思う」と話した。