ブランド化視野に増産へ/喜界島産ボタンボウフウ

2017年08月14日

社会・経済 

将来的なブランド化も期待されるボタンボウフウ=2日、喜界町

将来的なブランド化も期待されるボタンボウフウ=2日、喜界町

 健康食品の原料などに活用されるセリ科の野草「ボタンボウフウ」の栽培が喜界町で盛んだ。抗酸化作用や血糖値の上昇抑制効果に着目した東京の企業が、島内の生産者と契約して買い上げ、機能性表示食品の開発も進めている。喜界島は隆起サンゴのアルカリ土壌で、同島産のボタンボウフウは栄養分が豊富とみる有識者の声もある。生産者も将来的なブランド化を視野に入れ増産に意欲的だ。