使いやすく、3種類の表紙で 「奄美手帖」2020年版発売

2019年12月27日

社会・経済 

奄美手帖2020 2020年版の「奄美手帖」が25日、発売された。表紙は大島紬の龍郷柄とガジュマル、サネン(ゲットウ)の3種類=写真。旧暦や月齢、潮汐、伝統行事のほか島唄、自然、食など奄美群島の情報を収載。使いやすさを追求した。

 

 写真家の山中順子さんが12年前から編集・発行している。20年版はポケットサイズより一回り大きいB6判(12・8センチ×18・2センチ)。表紙のサネンとガジュマルなどは内田嘉正氏の絵。群島の旧暦行事は12ページを割いて詳しく紹介。日本の四季と異なる「奄美十二季」や農産物と海産物の収穫期、西郷隆盛ゆかりの地、交通ダイヤなど奄美に関する多様な情報が盛り込まれている。

 

 208ページ、1500円+税。TSUTAYA名瀬店、楠田書店、瀬戸内「海の駅」などで発売。問い合わせは電話・ファクス03(5942)7155徒根屋株式会社。