個性豊かな作品並ぶ 「8人のモノトーン展」 田中一村記念美術館

2022年03月20日

社会・経済 

作家らの個性豊かな作品が並ぶ「8人のモノトーン展」=19日、奄美市名瀬

奄美市笠利町の田中一村記念美術館で19日、企画展「8人のモノトーン展」(主体美術協会奄美作家展実行委員会主催)が始まった。奄美大島や北海道、関東で活動する作家ら8人による個性豊かな作品が展示されている。入場無料。

 

今月3日から開催されている主体美術協会奄美作家展の後期イベントで、写真や油絵、デッサン、染織など多様な作品約40点が並んでいる。主体美術協会会員で奄美市在住の畠理弘さんが発起人。友人で写真家の長見有方さん=北海道在住=が観光で奄美を訪れたことをきっかけに企画し、交流のある他の作家らも招待した。

 

展示作品は奄美の自然から着想を得た絵画や写真をはじめ、身近な素材を使った立体作品や大型油絵、日本画、独創的なデッサン画など多岐にわたる。20日は作家らによるギャラリートークも行われる予定で、畠さんは「いろいろな作品があり、それぞれの見どころを楽しめる。ぜひ多くの人に足を運んでいただきたい」と来場を呼び掛けた。

 

開催期間は30日まで。時間は午前9時~午後6時(最終日は午後4時まで)。20日のギャラリートークは午後1時から同館企画展示室で行われ、ユーチューブでも配信される。