台風一過の青空に歓声響く 群島各地で小学校運動会

2018年10月02日

社会・経済 

ヨコ長八月踊りの「ムチムレ」を歌いながら入場する児童たち=1日、奄美市の名瀬小学校

八月踊りの「ムチムレ」を歌いながら入場する児童たち=1日、奄美市の名瀬小学校

 群島各地の小学校で1日、台風の影響で延期になっていた運動会が開催された。児童たちは秋晴れの下、トラックやフィールド競技ではつらつとした姿を見せ、応援に詰め掛けた保護者や地域住民に元気を届けた。

 奄美市の名瀬小学校(福田章二校長、児童384人)では「ストゴレ 優勝目指して 力の限りつき進め」をスローガンに、紅白に分かれた児童たちがかけっこや応援合戦、学級対抗リレーなど22種目で競った。

 全校児童による八月踊り「ムチムレ」と「サンダマケマケ」では練習してきた唄を披露。最後の六調も児童による三味線とチヂン(太鼓)の演奏が会場を盛り上げた。

 三味線を担当した5年生の児童は「台風の影響で運動会ができるか心配だったけど、開催できてうれしい。三味線も練習通りバッチリ弾けたのでよかった」と話していた。