奄美大島商議所が陸自誘致要望

2014年07月10日

社会・経済 

 防衛省が南西諸島の態勢強化で奄美大島に計画している陸上自衛隊の配備問題をめぐり、奄美大島商工会議所(谷芳成会頭)は9日、奄美市の朝山毅市長に同市への誘致を求める要望書を提出した。谷会頭は誘致活動を展開する市議会有志や民間団体と連携しながら、配備の必要性を訴えていく考えを示した。
 8日に開いた商議所の定例常議員会で対応を決めた。要望書は「2010年、11年の豪雨災害では自衛隊の災害派遣活動が早期復旧につながった。部隊配置に伴う人口増や宿舎の建設は地元経済に直接的な効果をもたらす」としている。