家賃助成締め切り間近/奄美市、商店街の活性化支援

2015年01月09日

社会・経済 

「助成制度が商店街への出店を後押しした」と話す森永さん=8日、奄美市名瀬

「助成制度が商店街への出店を後押しした」と話す森永さん=8日、奄美市名瀬

 奄美市が名瀬の中心商店街を対象に昨年4月から実施している家賃補助制度(空き店舗対策事業の拡充)の締め切りが間近に迫っている。大型店舗の郊外進出などで空洞化が進む中心商店街の再生を目指す制度。申請した店舗数は昨年12月現在で、15店舗。リフォームを含むと23店舗が応募した。本年度の募集期間は今月末まで。

 昨年10月にリラクゼーションの店「アロマサロンリンク」を中央通りアーケード近くに出店し、家賃とリフォーム両方の補助を受けた森永真由美さんは「これまで自宅で営業していたが、助成制度が出店を後押しした。商店街に進出したおかげでこれまでとは違う反応がある。助かっている」と満足そうに話した。