沖永良部島にヘリ部品落果 空自訓練中、けが人なし

2018年03月07日

社会・経済 

 6日午後6時48分、知名町にある航空自衛隊沖永良部島分屯基地近くの上空で、空自那覇基地所属の大型輸送ヘリコプターCH47Jから、機体後部のカーゴドアが落下した。空自によると、落下地点は森林とみられ、けが人はなかった。

 

 カーゴドアは灰色と迷彩色。厚さ約4㌢、縦約1・6㍍、横約2・4㍍の強化プラスチック製で重さ約31㌔。乗員は4人で練成訓練で沖永良部島分屯基地のヘリポートに着陸しようとしていた。

 

 落下原因などは確認中で同分屯基地の隊員が部品を捜索している。

 

 知名町役場では同日夜に自衛隊から連絡があり、総務課職員らが退庁後、一度役場に戻って情報収集にあたった。同課の担当者は「機体の扉が落下したという以外はまだほとんど状況を把握していない。7日以降も事態の把握に努める」としている。