上武大野球部が徳之島入り 日本一目指し春季合宿

2020年02月14日

スポーツ

春季キャンプのため徳之島入りした上武大硬式野球部の部員ら=13日、徳之島町亀徳新港

春季キャンプのため徳之島入りした上武大硬式野球部の部員ら=13日、徳之島町亀徳新港

 上武大硬式野球部(群馬県)の選手、スタッフら45人が13日、春季キャンプのため海路、徳之島入りした。徳之島町の亀徳新港では地元関係者が歓迎。21日まで同町健康の森総合運動公園野球場などで練習に励む。

 

 上武大硬式野球部は関甲新学生野球連盟1部リーグに所属し、プロ選手も輩出する強豪。2013年の全日本大学野球選手権で初優勝を飾った。昨年の春季リーグ戦では2季連続33回目のリーグ優勝を果たした。

 

 徳之島合宿は13回目。歓迎セレモニーで幸野善治副町長は「一流の大学野球部が徳之島で合宿するのは子どもたちの誇りであり町の名誉」と歓迎のあいさつ。㈲宮本商店の豚肉、農事組合法人アグリ徳之島のバレイショ、是枝純一町柑橘生産組合長のタンカンなど特産品を選手らへ手渡した。

 

 上武大3年の古川裕大主将は「徳之島には日本一になる準備をしに来た。日本一になって徳之島町に恩返ししたい」と話した。