大島の清原と髙井、全国へ 高校ラグビー
2019年07月28日
スポーツ
大島高校ラグビー部の清原空羽(17)、髙井道人(17)の2選手が九州選抜メンバー入りを果たし、8月1~4日に長野県上田市で開かれる全国大会に出場する。清原、髙井ともに「全国の舞台に立てるのはうれしい。最後まで全力で戦いたい」と力を込めた。
2人が出場するのは日本ラグビーフットボール協会主催のKOBELCO(コベルコ)CUP2019のU18部門。部員不足の学校の選手に出場の機会をつくるのが目的で開かれ、10人制で競う。全国9地区代表が出場し、九州代表は2日に中国、四国代表とのグループ予選に臨む。
174センチ、73キロでセンターを務める髙井は「見かけよりは頑丈なところが武器。ランを意識して、周りを生かすプレーを見せたい」と意気込む。184センチ、114キロと恵まれた体格の清原は「ボールの争奪で力を見せたい。これまでやってきたことを全部ぶつけたい」と闘志を燃やした。
同校ラグビー部の冨岡剛監督(46)は「2人とも県の国体選抜にも選ばれるほど実力はある。全国のレベルを肌身で感じてきてほしい」と笑顔を見せ、「最後の大会になる全国高校ラグビーの県予選には計7人の3年生が出場する。多くの経験をチームに持ち帰ってきてほしい」と期待を込めた。