徳之島、陸上合宿シーズン本格化 第一陣、豊田自動織機の一行来島

2022年10月08日

スポーツ

プリンセス駅伝に向けた調整のため徳之島入りした豊田自動織機女子陸上部=6日、天城町の徳之島空港

豊田自動織機女子陸上競技部の選手、スタッフ計13人が天城町での合宿のため6日、空路徳之島入りした。天城町は秋から冬にかけ陸上競技の合宿が盛んで、同チームは今シーズンの第1陣。町担当者によると、来年3月までに実業団など約40チームの合宿が予定されており、徳之島での合宿シーズンが本格化する。

 

合宿は、11月27日に宮城県で行われる第42回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)に向け、今月23日に福岡県である全国統一予選会(プリンセス駅伝)出場に備えた調整が目的。松田三笠監督(48)は「プリンセス駅伝は暑い条件で走ることもある。気温の高い徳之島で最終調整して予選突破を果たす」と意気込みを語った。

 

徳之島空港の到着ロビーでは町関係者が特産の島バナナを差し入れた。鹿屋市出身の原田まりん選手(20)は「鹿児島の皆さんに駅伝で頑張っている姿を届けるためにも徳之島でしっかり調整してメンバー入りを果たしたい」と笑顔を見せた。

 

プリンセス駅伝の出場メンバー以外は、28日まで島内で調整を行う。