明徳義塾野球部が奄美入り 選抜高校野球に向け合宿
2018年01月31日
スポーツ
プロ野球選手を多く輩出し、3月の選抜高校野球大会に3年連続で出場する明徳義塾高校野球部(高知県)の選手、スタッフら46人が30日、合宿のため空路奄美入りした。同校の合宿は昨年に続き2回目。2月6日まで奄美市の名瀬運動公園市民球場を拠点に練習に励む。
同校は昨年10月の第70回秋季四国地区高校野球大会県予選を制し、11月の第48回明治神宮野球大会高校の部で創成館(長崎)を4―0で破り、36年ぶり2度目の優勝を果たして選抜高校野球の出場校に選出された。奄美大島での合宿は練習に集中できる環境や設備が充実していることに加えて、同校スポーツコース所属の部員の修学旅行を兼ねて馬淵史郎監督(62)が決めたという。
奄美市笠利町の奄美空港では市側やホテル関係者が横断幕を掲げて一行を出迎えた。奄美市スポーツアイランド協会の森山直樹会長は「今年も奄美を選んでいただきありがたい。全力でサポートします」と激励。馬淵監督は「奄美はこの時期の合宿にいい場所。ここでしっかり練習して3月の選抜大会ではいい成績を出したい」と話した。