朝日相撲少年団、卒業前に親子で取組
2020年03月02日
スポーツ
奄美市名瀬の朝日相撲スポーツ少年団(保初男監督、団員18人)は2月29日、有屋公民館相撲場で今春退団する小学6年生2人とその保護者による親子相撲を行った。親子相撲は6年生の退団式も兼ねた恒例行事。今年は父親だけでなく母親も参加して取組を繰り広げた。
親子相撲に参加した朝日小6年の北原絋太郎君(12)は「小学校の最後で両親と相撲が取れたことが最高の思い出になった。中学でも相撲を続けたい」と語り、宇井功太君(同)は「全力でぶつかっていったけど、両親ともに強かった。これで退団すると思うと少し寂しい」と話していた。
功太君の母親、志乃さん(42)は「功太の影響を受けて私も集落で女子相撲を始めた。久しぶりに息子と対戦したが、力もついてたくましくなった」と子どもの成長に目を細めていた。