東さん(奄美市笠利)再び日本代表 アンプティサッカーW杯へ
2018年07月24日
スポーツ
上肢や下肢に障がいを持った選手がプレーするアンプティサッカーの日本代表が7日発表され、2017年から代表でゴールキーパーを務める東幸弘さん(36)=奄美市笠利町在住、FC九州バイラオール(大分県)所属=が再選出された。代表チームは10月のアンプティサッカーワールドカップ・メキシコ大会に出場する。東さんは「ワールドカップを目標にしていたので日本代表に選ばれてうれしい。レギュラーとして試合に出られるようにやれることをやっていく」と話した。
今回選ばれた代表メンバーは15人。東さんは14~16の3日間、宮崎県宮崎市で代表強化合宿に参加。「合宿でチームとして戦術的な意思統一を高められた。大会ではベスト4を目指し、応援してくれる人たちのためにも結果で応えられたらいいなと思う」と語った。
アンプティサッカーは7人制で、試合時間は25分ハーフの50分間。下肢に障がいを持つ選手は杖を使い脚一本でボール蹴り、上肢に障がいを持つ選手が片腕でゴールを守る(日本アンプティサッカー協会HP)。
東さんは生まれつき左腕がない。小学3年でサッカーを始めた。15年にアンプティサッカーを始め、FC九州バイラオールで国内大会、日本代表で国際大会などに出場してきた。