白畑、カヌー・アジア大会で部門と総合V
2018年11月17日
スポーツ
「アジアン・カヌー・オーシャンレーシング・チャンピオンシップ」が11日、香港であり、日本代表の白畑瞬(33)=奄美市名瀬=が総合優勝した。白畑は「力まずいつもの練習通りにこげたことが優勝につながった」と語った。
大会にはシンガポール、中国、スリランカなど6カ国から男子50、女子15人の計65人、奄美からは白畑と瀬戸内町の清水健太(26)が日本代表として参加。香港島の東部を半周する約23キロのコースをタイムで競った。
白畑は、9人が出場したサーフスキーのオープン部門で潮流と高波に耐えながら2時間近くこぎ続け、終盤に力を振り絞ってスリランカの選手に1秒差をつけてゴール。部門優勝とともに総合優勝を果たした。清水も同部門と総合で3位入賞した。
白畑は出場決定報告に続き、優勝報告で奄美市役所に朝山毅市長を表敬。朝山市長が「いい報告を聞けてうれしい。アジアのチャンピオンとしてこれからも頑張ってほしい」とエールを送ると、白畑は「地域の応援と仲間の支えが追い風になった。今後は来年9月のフランスであるワールドカップに代表選手として出場を目指す」と話した。